745ページ目 入学式の制服が間に合わない

東京都の中学や高校で制服が入学式直前になっても届かない事態が相次いでいます。

納入を行っているムサシノ商店は需要予測で失敗したとの話で以前にあった成人式の「はれの日」のようなお金がないから納入できないといった話ではないようです。

制服に関しては負担になるのと汎用性がないので廃止にして私服にする、あるいはユニクロ等の標準服にする、といった話もありますが普段はともかく入学式や卒業式のような特別な行事の日にはやはり正式な制服を着用したいという人も少なくないのではないかと思います。

契約を請け負った以上、納期と品質に責任を持って納入して貰わないと困りますが入学者の人数の予測が難しいといった事情も考えると最初の着用シーンとなる入学式に間に合わない事態も今後は想定しておく必要はあります。

今回の問題を受け制服が届いていない新入生がいる学校の卒業生がもう着ることがなくなった制服を使ってほしいとの申し出が届いているとの話もありますが想い出として手元に残しておくつもりは特になく寄付してもいいという人がいたら生地が傷んでいなければリユースで再活用する制度もあってもいいかもしれません。

せっかくのハレの日ですからちゃんと間に合うように制服が届いてほしいものですね。

 

制服といえば昔通っていた中学では行事の時と週初めの月曜日だけ制服でそれ以外はジャージ通学OKという慣習がありました。

学ランでボタンを留めるのが面倒、襟にカラーが入っていて首にくっついて汗がべたつく、夏は特に暑いといった事情もあって制服着用義務がある日以外は全員ジャージでした。たまたまジャージが洗濯中で乾いておらず着用義務がない日に制服で登校したらかっこつけてるのではないかといった視線すら浴びたものです。

なおジャージの色は学年ごとに違ったので管理側の教師からすれば一目で学年が分かるというメリットもあるので別に制服着用でなくてもOKだったのでしょう。

入学式以降も制服は3年間使うことになりますが特にこだわりがないのであればある程度メリハリをきかせてもいいんじゃないかと思います。