日本海側では今夜まで大雪だそうです。
オミクロン株も流行していますがコロナ前もインフルエンザの流行が毎年のように発生しておりわざわざこんな時期に共通テストをやるのはどうかと思います。
といっても共通テストの前身のセンター試験や共通一次の時代からずっと1月半ばにやってきたので今更変えろといっても実際に変えるのは難しいという人々は多くそれこそ4月以外入学も増えない事には中々見直しの機運は出てこないでしょうね。
コロナ感染で救済措置として共通テストを受験できなかった受験生にも2次試験の受験を認めることになりましたが公平性の観点からは問題で特に共通テストの点数の比重が大きい大学にとっては扱いに困るものがあります。
国公立だと共通テストで文系でも数学や理科、理系でも国語や地理歴史を受験し大学独自で行う二次試験では文系で英国社の記述式、理系で英数理の記述式の入試を受けるパターンが多いですが共通テストなしだと文系の数学理科、理系の国語地理歴史を外すことができてしまいます。
得意科目だけで勝負できるのでは不公平といった話も出てくるでしょう。
反面で救済措置を認めなかった場合、熱があっても何が何でも共通テストを受験しようとする受験生も出てくるかもしれません。
一応追試もありますが追試も受験できないとなるとさすがに後がありません。
受験会場で発熱が発覚した場合、近くにいた受験生も濃厚接触者扱いになってしまうリスクや公共交通機関や市中の行動で感染が拡大するリスクも考えられますがこれ以上感染が拡大した場合、2月の私大入試や国公立二次試験自体の実施が難しくなる可能性も生じるでしょう。
それを考えると今回に関しては救済措置を認めざるを得ないかと思います。
ただ公平性の問題もあるので共通テストの得点比重が高い大学は共通テストでしか使わない科目について救済措置の利用者に追加で何かしらのテストはしたほうがいいかもしれませんね。
明日からの共通テストが無事に行われるよう祈ります。