317ページ目 森元首相は何を考えてるのか?

ようやく新規感染者数が減ってきましたが依然として重症者は多く今もなお厳しい状況が続くコロナ第3波ですがそんな状況でもどこ吹く風で政府はとにかく今夏のオリンピック開催を諦めていないようです。

東京五輪委員会の森元首相もオリンピックは必ずやると言い張っています。

中止・延期すべきとの世論が圧倒的大多数ですが森元首相聖火リレーでも有名人は田んぼを走れば密を避けられるなどと言っており開催反対の世論に対して火に油を注ぐ始末です。

この人は総理大臣をやっていたころからこんな調子でしたがいったい何を考えているんでしょうか?

一番大きな問題は世論だと森元首相本人だって言っているのに言ったそばから世論を炎上させていったい何がしたいのか?オリンピックをやりたいんだったらまず失言で炎上ネタを提供しないよう森元首相が引っ込んでいるべきだと思うのですがまったくわかりません。

 

…が、ふと思いました。

現在ワクチンの争奪戦が世界で起きておりEUも輸出制限などなりふり構わぬやり方でワクチンを確保しようとしています。

WHOも先進国のワクチン買い占めを非難しています。

日本より世界の方が被害が大きく、かつ、ワクチンを自前で開発できなかった日本はワクチン供給でもっとも後回しにすべきという話も世界のどこかであるかもしれません。

ですがファイザーとワクチンを共同開発したビオンテックのCEOは日本へのワクチン供給について契約通り供給できるとしています。

EUで輸出制限があっても米国工場から出荷するといったプランも示しています。

ビオンテックはドイツの企業で被害が大きいEUや米国にワクチン供給を優先しそうな気もしますが日本にちゃんと供給するというのは生産能力の増強に目途が付いたのかよほど日本政府が金を積んだのかそれとも別のところ、IOCから圧力でもあったのではないかという可能性が脳裏をよぎりました。

オリンピックが中止になれば日本だけでなく大金を出している米国のメディアやIOCも大損害ですがファイザーは米国企業でIOCのバッハ会長はドイツの人です。

ワクチンを確保する大義名分を得るためにオリンピック開催を断念しない、敢えて世論を炎上させてそれを押さえるにはワクチン確保が必要と言ってIOCや米国に製薬会社へ圧力をかけさせているのか実際のところ何ともわかりませんがまったく何もないという証拠もありません。

 

相変わらずの天然ぶりで失言を繰り返しているのか狙ってやっているのか本当に何を考えているんでしょうか…