感染拡大でとうとうgotoキャンペーンが一部制限されることになりました。
内容は感染拡大地域への新規予約の一時停止、つい先日始まったばかりのgotoイート新規発行一時停止とポイント利用自粛要請といったものが上がっています。
gotoキャンペーンはコロナ禍の直撃を受け需要が一瞬で蒸発した飲食・観光業の救済として企画されたものです。
これらの産業は従事者が非常に多く苦境を放置したままだと失業者が増え自殺者の増加にもつながることになります。
一方でコロナ新規感染が東京や大阪で過去最高人数を超え入院・宿泊療養施設が満床になるおそれがある状況を放置すると医療機関がパンクしコロナ患者だけでなくコロナ以外の患者も必要な治療を受けられず医療崩壊により死亡者が増加する可能性もあります。
トータルでの死亡者数を減少させるには感染拡大で医療崩壊が起きない水準までコントロールしつつ経済活動を両立せざるを得ないためぎりぎりまでgotoキャンペーンが続けられてきたのでしょうがこれだけ感染拡大が続くとgotoキャンペーンを継続するほうが死亡者が増えかねない状況になるといった判断が政府内であったのかもしれません。
いわゆる総合的・俯瞰的に見ればそういった判断をせざるを得ないでしょうが切られる側にすれば死活問題です。
gotoキャンペーンの一時停止で業者および消費者ははしごを外される形になりますがせめて休業補償やキャンセル料の負担については政府として何かしらの対応はしてほしいと思いますね。