166ページ目 「もしもの備え」は十分ですか?

今週のお題「もしもの備え」は十分ですか?と言われましてもちょっと悩みますね。

まず「もしも」とは何についてのことなんでしょうか。

人生においてリスクは山ほどあります。

例えば台風のような風水害、大地震、コロナのような感染症、あおり運転やペダルの踏み間違いに巻きまれる事故、電車内での痴漢冤罪、人生に絶望した通り魔等に襲われる、リーマンショックのような金融危機で手持ちの金融資産が大暴落する、大不況でリストラされる、親が突然倒れ介護が必要になった、等々、一つ一つ挙げればきりがありません。

何に関しての「もしも」なのか指定はないですが全ての想定しうる「もしも」に備えるのはまず無理なんじゃないかなと思います。

とはいえそれでも「もしも」が想定できるのであればまったく何もしないというわけにはいきません。

十分ではない、というかどれだけ備えても十分には程遠いものもありますができることはちゃんとやっておきたいものです。

 

例えば台風10号の目がはっきりしてきましたが非常に強そうです。

風水害関係の「もしも」の備えとして備蓄食料はきちんと確保し避難所の場所もチェックしておく、コロナ対策もあるのでマスクや消毒剤なども備えておく、スマホのバッテリーも予備を用意しておく等といった対応は必要です。

 

不況や急な事故等によりお金が急に必要になる「もしも」に関しては日頃から節約し数か月分の生活費を働かなくても賄える水準の貯蓄を用意しておく、各種保険に加入しておく、投資でリスクをとる場合にもちゃんとリスク分散は行っておく等といったことが考えられるでしょう。

 

犯罪系の「もしも」に関してはこれはもう本当に難しいのですが突然の事態でも冷静さを保つ、何かあった場合は弁護士等にすぐ相談する、巻き込まれそうならすぐ逃げる、等あたりでしょうか。

 

改めて考えると「もしも」に対して十分に備えることはとても大変です。

「十分」の水準も各自が置かている状況により様々です。

例えば養う家族がいる場合は「十分」な備えの水準はかなり高くなります。

さらに言うなら「もしも」は不十分ながらもある程度想定可能ですが「まさか」というまったく想定不能の事態も世の中には存在します。

心配性と言ってしまえばそれまでですがもうやれるだけのことはやって後は何があっても平常心で対応できる精神力を身に付けたいものですね。

備えが不十分でもサバイバルできる精神力こそ「もしも」の備えで必要なのかもしれませんがこれが一番準備するのが難しいんじゃないかと豆腐メンタルな私は思うところです…