1646ページ目 暑さ寒さも彼岸まで?やっと涼しさが戻る

秋分の日が過ぎましたが東京にも涼しさが戻ってきました。

日中でも気温は25度程度までしか上がらず今日は終日エアコン要らずの一日でした。

いや急に寒くなったっていうか何と言うか秋の気配がやってきた感じです。

先週は35度とか猛暑日の日もあって一体いつまでこの暑さは続くのかと辟易していたんですけどね。

 

まあ涼しくなって過ごしやすくなったのはいいんですけどちょっと個人的には問題がありましてね。

先週の金曜日に手紙を出したんですよ。

すでに20年前の時点で携帯電話が普及し手紙じゃなくて携帯の電子メールを使う人が増えており手紙離れは今に始まったことではないんですけど私は趣味その他の事情もあって今も手紙をしばしば出すこともあります。

だいたい時候の挨拶から始めるんですけど先週出した手紙に暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか、猛暑日とか大丈夫ですかみたいな感じの文を入れたんですよね。

先週の金曜日に郵便局の窓口に持ち込んだので今日か明日あたりに着くはずです。

いやー困るんですよね暑い日が続きますがといいつつ今日は涼しくなっちゃったのは。

完全に外しちゃったじゃないですか。

メールだったら即時届きますので天候の変化は考慮しなくてOkですけど休日を挟んで4日ぐらい空けると一気に天候が変化することもありえます。

特に秋分とか春分みたいな季節の変わり目ね。

郵便局も普通郵便だと最短でも届くのは2日後になっちゃいますし休日もはさむ場合はなおさら天候の変化も想定した手紙の文面も考えないといけません。

ん?そんなもんテンプレでいいって?「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」というビジネスの文面でよく使われるテンプレ挨拶分って便利ですよね。

ま、そんなテンプレ挨拶なんぞ貰っても何も響かないのでさっさと本題を出せというお話なのですが。

その一方でいきなり本題から入るか?というとなかなか抵抗がある人もいるかと思います。

まず挨拶が大事だよねと。

ビジネスの文面であってもまず気持ちを伝えるというのは重要です。

ただ近年では生成AIも性能が向上しており最初の挨拶から全部生成AIに投げてしまってもそれなりに対応できてしまいます。

コミュニケーションは人間に残された数少ない可能性なのに手紙でそんな雑なことをしてしまっていいものか。

あまりハメを外しすぎるのもどうかとは思いますけど最初の挨拶文ぐらいはちゃんと人間がテンプレじゃない文章を考えてはどうかと思うのですよ。

個々の取引先の事情に応じて挨拶文は変えてちゃんとテンプレ対応じゃなくて御社には特別な対応をしていますよと。

来月から郵便料金が値上がりします(現代ビジネス記事「10月1日に「大パニック」が起こりかねない…郵便料金「大幅値上げ」の実情と対応策」マイクロソフトスタート)。

古い切手しかない場合は郵便窓口で差額を支払って出す必要がありますけど値上げされてますます手紙を出すケースは減っていくでしょう。

逆に言えば手紙のプレミアム感がより大きくなります。

わざわざ値上げされるし送っても翌日には届かない手紙でコミュニケーションを取ろうとするのに手抜き目的でテンプレ文章を送るのもどうなのか。

それだったら電子メールで十分というものです。

紙の使用量削減だったら手紙もさっさと廃止するのが合理的ですがわざわざ合理的じゃない手段で出す手紙を合理性の為に生成AIとかでテンプレ挨拶を書かせるというのも矛盾した話に思えてきます。

手紙を送る合理性なんてそんなにありませんけどそれでも敢えて手紙を出すんだったら何か一工夫ぐらいはあってもいいんじゃないかなと。

もちろん肝心の本題に関しては簡潔に書く、過不足がない内容にしなければなりませんがそういうのはビジネス文章のテンプレが山ほどありますので適切なものをチョイスしたらいいですね。

人間がオリジナリティを出そうとして不十分だったり加重になったりして肝心の本題が伝わらないのでは困ります。

まあ時候の挨拶ぐらいしか人間が頭を使う所がない、本題の部分に関しては生成AIに丸投げでも全く問題ない、というかむしろ簡潔な催促文とかだったら新人社員より生成AIの方がちゃんとやってくれそうな気もします。

いやどうやって仕事を見つけたものか。

ローテクな仕事のクリエイティブな部分とか人間がやれる数少ない仕事だと思うんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて…届く前に勝手に開けて読むのは郵便料金の値上げ前も値上げ後もルール違反です。

どうしてくれようかな。