最近というか今月のことです。
英語の文章と中国語の文章を翻訳ソフトを使って書きました。
英語は大学受験までは勉強しましたけど私大文系で英作文は捨ててました。
大学時代も第二外国語の履修はフランス語でしたし中国語に至っては全く勉強したことすらありません。
ただ最近になってちょっと思うところがありましてね。
米国の原爆投下正当化の話だとか中国大使の「火の海」発言の話ですね。
大変不愉快に思ったので異議を申し立てようかと考えてはみたものの日本語だけで書いても外国の人は読めない可能性が高いです。
読めなければせっかく書いても抗議になりませんので先方が使う言語の文章も添付することにしました。
あと内容が内容ですからね。
日本語だけだと翻訳するのが手間だから放置される、先方の偉い人が読んだら不機嫌になるような文章を部下の人たちが翻訳するとは限らない、翻訳したとしてもマイルドに言い換えられ元の内容と意味が変わる可能性もあります。
なのでまず日本語で抗議文を作成してこちらで翻訳文も用意することにしました。
ちゃんと意味が通る翻訳文を作成するのは大変です。
元々の語学力に乏しい場合は翻訳ソフトを使わざるを得ませんが翻訳ソフト対応の「やさしい日本語」で書かなければなりません。
この「やさしい日本語」が曲者で日本語を使い慣れている人にとってはものすごく不便です。
使える表現方法が減る、漢語や和製英語を使えなくなりますし主語の省略もできません。
意識して子供にもわかる文章を書くのはかなり難易度が高いのです。
普段と異なる文体ですので疲れます。
出てきた文章を逆翻訳でチェックして問題点を修正していきますが昔よりは機械翻訳の精度は上がったものの文学作品と類だとかきちんと翻訳できないこともありました。
40歳過ぎてまた語学で苦労することになろうとは。
しかし大事なのは気持ちです。
大学受験時代から苦手な英語でしたが元々苦手科目で受験に必要だから渋々勉強していたものです。
そんな状態だからなかなか成績は伸びませんでした。
一方、今月作成した英文については大元の日本語文を書いたのが私自身なので最初から英文の意味も理解しているというのもありますが昔やった英文法だとか翻訳後の英文を読んで思い出してきました。
20年前は翻訳ソフトを使ってませんでしたが外国の人宛てに何か伝えたい!なので英語が必要だ!という感じで実際に熱意を伴って英語を使う目的でもあればもっと成績も伸びたかもしれないなと思わなくもありません。
文法と単語の勉強及び長文読解はやりましたけど英作文は完全スルーでしたが案外、英作文からやるのも一つの方法かもしれません。
そういえば去年の今頃はクロスワード手紙を作っていた覚えがあります。
クロスワードパズルを作成して縦のカギと横のカギの文を順番に読んでいって意味が通るようにする手紙です。
なんでそんな手紙を書いたかって?
長いし最後まで読むのが疲れる、読み飛ばす所もあるという人もいますのでね。
これも英語の長文読解を参考にしました。
英語の長文があって段落ごとに設問がある方式が多いですが英語が苦手な人にとっては段落ごとに読んでいけば部分点をとれる、段落ごとに設問を入れることで英語が得意な人が設問の無い段落を読み飛ばすのを防げるといった効果があります。
日本語でやってもたぶん同じだろうと思ったのでクロスワードという形で設問を入れてみました。
文章の作り方も文体も色々です。
ある程度の型ができたらそれに従って書くのが楽だし制約もないので色々と中身も盛り込めるんですけどたまには別のことをしてみるのもまた勉強になります。
「やさしい日本語」の文章を使って外国語の文章を書いたりクロスワード手紙を書いたりとか書こうと思ったときは書けるのか?という気もしましたが何だかんだで意外となんとかなるものです。
いくつになっても何かこれをしたい!という熱意があればスポーツみたいに体力と技術が必要なものでもない限りそれなりにできるようになるかもしれません。
最近リスキリングの話も課題として挙がっていますが今までやったことはないけどこれから必要になる、できるようになりたい、という何かがあるならチャレンジしてみるのもよいでしょうね。