次から次へと談合が出てくるオリパラですが組織委員会次長と電通のスポーツ局長補、イベント制作会社セレスポ専務、番組制作会社フジクリエイティブコーポレーション専務ら4人がオリパラ本大会の談合で逮捕されました。
テスト大会から談合疑惑がありましたが本大会の受注も前提だったということで本大会にも捜査が及び400億円分の随意契約が談合の疑いありという問題になり逮捕に至ったわけですがやはり本大会でも不正はやっていたかという感じで驚きはありません。
というか次長程度で談合を主導できたのか?という気もします。
次長の森氏の談合の話は元首相の森氏は本当に知らなかったんでしょうか。
女性差別発言で辞めた後も弟子とも言える橋本氏を後継に据え実質的に影響力を保持したままでしたが森元首相にオリパラ本大会の談合のような発覚したら一発アウトな案件の情報が何も報告されていなかったというのも不自然な話です。
次長と電通が勝手に談合を進めていた場合に関しても何ら報告がなされなかったとしたらそれはガバナンスが全く機能していない、オリパラ組織委員会はただ椅子に座っているだけの人たちという話になってくる、責任者でありながら業務の監督が全くできていなかったという点でやはり森元首相ら組織委員会役員の責任は重いと言えます。
実際のところ談合はどのようにして行われていったのか、他にも何か不正はないのか、今回逮捕された人たちだけでなく森元首相ら上役の組織委員会役員からもしっかり話を聞く、捜査に協力を要請し徹底的に不正を洗い出してほしいと思います。