ジャニーズ事務所の滝沢副社長が退社しました。
創業者のジャニー喜多川氏に直接後継指名された滝沢副社長ですがたった3年で退社になるとは思いもしませんでしたがジャニーズ事務所自体が一族経営、ジャニー喜多川氏の姉のメリー喜多川氏の長女である藤島ジュリー景子氏が代表で創業者の直接指名があったとはいえ血縁者でない滝沢副社長が独自路線を行くには難しい面があったのかもしれません。
同族経営の会社で非同族の生え抜き社員が経営者に昇格した場合でも結局は株式の過半数を握るオーナー一族の意向には逆らえないわけでジュリー氏と何か対立があった可能性もあります。
円満退社とのことですが3年前にアイドルとしての実力も高いのに引退して経営に専念するという退路を断つ覚悟まであった人が辞めるのかというと中々想像がつかないものがあります。
後任はV6の井ノ原氏になりましたが芸能活動は継続するそうです。
選手兼任監督でなかなか大変そうですが反面で敢えて経営に専念しない人を後任に選んだという可能性も否定できない、あるいは芸能活動を継続を表明することで経営に専念せずジュリー氏の立場を脅かすつもりがない旨の意思表示だったのかもしれません。
非上場企業とはいえ大手の芸能事務所であり社会的影響力も大きいですが経営の混乱は避けてほしいものですね。
