山口県阿武町のコロナ関連給付金が町民1人10万円のところ誤って一人の男性に4630万円振り込まれてしまった問題で男性側の弁護人が返還は難しいとの説明を行いました。
なお男性本人は警察の事情聴取を受けているとのことです。
説明によればもう手元に残っておらず他の財産的価値があるものも存在していないといった話ですがそれならいったい何に使ってしまったんでしょうか。
ギャンブルに使った、仮想通貨やFXで全部溶かしてしまった、借金返済に充てた、誰か別の人に脅し取られた、等々色々可能性が考えられますがとにかく残っていないの一点張りでどうにも埒があきません。
自治体は弁護士費用も使っており総額で5100万円に返還請求額が膨らんでいますが誤って振り込まれた大金を勝手に使いこんでしまう人相手にどうやって支払わせるか現実には非常に難しそうです。
それでも税金が原資である以上、今後も返還請求を続けていくしかないですが本当に使ってしまってお金がないのであればどうにもなりません。
振り込みでミスを行った自治体は未だにフロッピーを業務に用いていたそうですが他の自治体も他人ごとに考えず誤入金を防ぐシステムをきちんと整備してほしいものですね。
