ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射を見て原発など重要施設に対する攻撃が心配になってきた、いざというときは自衛隊も活用して対応したほうがよいと考える人が増加していますがとうとう共産党まで有事の際の自衛隊活用を認めました。
共産党の志位局長は「急迫不正の主権侵害が起こった場合には自衛隊を含めて、あらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守り抜く」と言っていますが共産党は自衛隊は憲法違反なので廃止すべきというのが伝統的な立場でした。
それが一転、存続はもちろん活用も認めるということは相当な変化です。
共産党だけはずっと古いまま変わらないと思っていましたが意外でした。
もちろん原発防衛とか自衛隊を活用するしか方法はなく共産党が自衛隊廃止論を引っ込めたのは合理的な判断です。
ただずっと同じ主張ばっかりしている人たちが一転して自衛隊活用を認めるということは相当ヤバい状況なのかなと思ったりもします。
平和な世の中で戦争に巻き込まれる恐れがない状態であれば自衛隊廃止論をいくら主張しても別段の不利益はないですが何かの拍子にとんでもないことが起き実際に第3次世界大戦が起きる可能性が0でない状況ではその自衛隊廃止論を主張する共産党だって巻き込まれる可能性も否定できません。
ある意味共産党ですら身の危険を感じる状況なわけですが世の中がだんだんと有事モードになっていく感じが何とも心配です。
さすがに核武装OKと共産党が言い出す可能性は何とも不明ですが次は何を言い出すか観察してみるのも興味深いかもしれませんね。