653ページ目 レールガンと飛翔体

今朝の新聞で対中抑止力として超音速ミサイルでも撃ち落とせるレールガンを研究するといったニュースが載っていました。

ミサイルは一発撃つのもけっこうな金額がかかる上に発射までに時間がかかるので撃ち落とすのも間に合わないかもしれない一方でレールガンは連射が可能で音速の6倍の速さで飛ばせるのだそうです。

何というか中二病設定な気がしてならないんですが2000年代前半に10代だった「とある」シリーズの読者が大人になってリアルで開発しようと考え出したのかもという気がしないでもありません。

米国ですら断念したのに落ちぶれた日本にできるのかとも思いますがいったい研究開発にいくらかかるのやら。

2022年の予算案には65億円が計上されていますが果たしてそれで足りるのでしょうか。

もっと他に使った方がいいのではないかと思います。

 

…が、今日の夕刊で北朝鮮弾道ミサイルを撃ったというニュースを確認しました。

なんというタイミングでしょうか。

まさか将軍様は日本の日経新聞を毎日読んでいて朝刊の記事を確認してから今日の夕刊掲載に間に合うようにミサイルを発射したということはさすがにないでしょうが北朝鮮のミサイル発射ニュースを見て日本にはミサイル撃墜技術の研究が必要だと思った人がより増えたのではないかと思います。

北朝鮮がミサイルを撃てば撃つほど日本も防衛予算をかけざるをえなくなるわけで本当に余計なことをしないでほしい、というか案外、日本に防衛費を使わせて財政を悪化させるためにやっているのかもしれません。

 

レールガンも本当に実用化できるのか不明、北朝鮮もミサイル発射をやめる時が来るのかも不明、日朝関係は今年も大きな進展はなさそうですね…