国が責任を認めました。
全面的に責任を認め賠償金も請求通り全額支払うとのことです。
一見すると国が負けたかに見えますが国にとっての本当の負けは真相が解明されることです。
しかし全面的に責任は認めたので国に対してこれ以上この件で裁判に訴えるのは困難となり裁判の過程で事件の真相を知るのは難しくなりました。
まさかこうもあっさり白旗を上げるとは思いませんでしたが国も敗色濃厚なので負けを小さくする戦略に出たのでしょうか。
ただ訴訟は終わったから説明もしないというのはやはりどうかと思います。
コーポレートガバナンスコードではコンプライオアエクスプレインが原則ですが欧米ではコンプライアンドエクスプレイン、オアではありません。
何をするにしても説明責任が重要という意味ですが国も今回の件についてしっかり説明してほしいと思います。
なお佐川氏に対する訴訟は終わっていませんがこちらはどうなるでしょうか。
ここで真相が明らかになるかどうかは不明ですが実際のところ真相はどうだったのでしょう…