516ページ目 パラリンピックの教育的効果

偉い人々が口をそろえてパラリンピックの児童観戦は教育的効果が高いと言っています。

まあ実際そうかもしれません。

特に小山田氏の一件があったので特にパラリンピック観戦で多様性の尊重をしっかり勉強してもらおうという話も理解できなくはないです。

 

…が、今それをやって大丈夫か?子供の感染が相次ぎ親も死亡する事例が発生している状態ですが本当に安全安心を実現できるのか?原発安全神話もありましたがゼロリスクはないわけで問題が起きた場合の責任の所在はどうなっているのか、感染が発生し重症化、死亡者が出た場合の対応はどうなるのか?といった点に関しての説明はどうなっているんでしょうか。

 

そしてパラリンピックの児童観戦がOKなら他のイベントでも児童観戦OKと言い出すイベント主催者が出てくる可能性も考えられます。

オリンピックもパラリンピックも感染拡大という厳しい状況の中で開催されるので我々もオリパラのように安全安心と唱えつつ開催しよう、といった感じになるかもしれません。

フジロックや甲子園も開催されていますがどうなるんでしょうか。

 

イベントに対する厳しい視線はあるがオリパラはその視線に耐えて開催し我々に勇気を与えてくれた、なので我々も頑張って開催しよう!社会の同調圧力に負けず信念を貫こう!といった感じの教育的効果があった可能性も考えられます。

それはそれで価値があり実際そういうところから革新が起き社会に豊かさをもたらすこともあるんですが時と場合を考える必要があります。

医療逼迫で妊婦のたらい回しが発生し胎児が死亡するという大変悲しい事件が起きましたが本当に危険な状況です。

フジロックも甲子園も開催されパラリンピックも止まらず感染者、重症者も増える可能性がありますがせめて野戦病院は設置してとにかく自宅で孤独死やたらい回しで死亡といったケースが起きないようにしてほしいものですね。