7月12日からの緊急事態宣言、菅首相は先手先手で予防的措置を講じるという趣旨で出したと語っていますがどこからどう見ても後手後手の措置としか思えませんね。
結局、東京会場は完全無観客という話になりましたが先手先手で予防的措置を講じるのであれば最初から無観客にするのは当然です。
それを直前2週間まで引っ張っているあたり後手後手の極みと言えます。
感染防止対策はしっかり行うとは言っても先日開催中止が決まったロックインジャパンも主催者側から「皆さんの宿泊や移動を含めた会場外での行動を管理することは、実質的には困難です」といったコメントも出ておりオリパラだって同様、というかむしろオリパラの方が規模が大きいだけに非常に心配です。
安心安全とはいっても蟻の一穴で堤防が決壊することもありうるわけで感染者ゼロにはできずクラスターが発生しそこからさらに第5波が大きくなるといった可能性も考えられます。
毒饅頭が一個でも混入していたらその時点で「安心」はなく「安全」に関しても最初の陽性者だけでは済まない感染症が相手では確保するのが困難です。
感染拡大を防止するワクチンも供給不足や流通在庫の管理不徹底が問題になっておりこのような状態でオリパラ開催を迎えるのはどう考えても不安しかありません。
全てにおいて後手後手の対応が先手先手に変わる日は来るのでしょうか…
