今日からまた国会が始まりましたが菅首相は施政方針演説で東京オリンピックをコロナに打ち勝った証として開催すべく準備を進めていくといった方針を示しました。
緊急事態宣言下で第三波の収束も見通せない中でｋｙだと思った人は少なくないのではないかと思います。
まあたしかにここでオリンピックをやめると言ったりオリンピックについて何も言及しない場合、やめるんだったらもっと早く言ってほしかった、オリンピックについて何も言わないのは逃げであるなどといった感じでまた別の形で批判が起きそうなので立場上オリンピックの準備を進める旨の演説をせざるを得なかったという面はあるかもしれません。
オリンピックの開催はワクチンの普及が大前提ですがワクチンを普及させコロナを収束させるという意気込みを示すために敢えてオリンピック開催準備を進めると言ったとも考えられます。
とはいえ打ち勝つも何も感染者が入院先が見つからない状態なわけですがどうなってるんでしょうか。
施政方針演説では医療体制の確保も強力に進めていくとしていますがせめて具体的にどうするかについて触れなければ説得力がありません。
ワクチンに関してもできる限り2月下旬には接種を開始できるように準備するとしていますがもうあと一か月です。
どうやってワクチンを接種するか実施方法やその準備もまだ決まっていません。
「できる限り」と言っているので実際は「できない」こともありうるというか無理だった場合でも嘘は言っていないことになりますがワクチンに期待している人もいるわけで実施の流れについても早期に説明してほしいと思います。
オリンピックについては実施する場合でも現状を考えると再延期せざるを得ない感じですがオリンピックの前にとにかく病床とワクチンの確保を早急に何とかしてほしいものですね。
