247ページ目 感染拡大でも日米同時株高

今もなお感染拡大が世界で続いていますが株式市場は空前の賑わいで米国ではダウ平均が3万ドルを突破し過去最高の値を更新しました。

日本でも日経平均が上昇し一時2万6700円台になりバブル崩壊後29年ぶりの高値を更新しています。

 

第一波が発生した時には日米で株価が大暴落しましたが第三波が来て重症者数も日本では第一波以上に多い状態になっている現在とはずいぶん状況が異なります。

第一波の時はコロナ終息がいつになるかわからないというかコロナ自体が何なのかわからないという恐怖があって極端に売り込まれたのでしょうが現在では感染拡大はしつつもワクチン自体は完成した、不安定要素だった米国のトランプ大統領の退任の目途が立った、緊急経済対策で金融緩和を行った、コロナ対策でテック系の企業が業績を大きく伸ばした等といった点もあって株高になっているのでしょう。

 

老後の生活資金がかかっているので株価が上がってくれないと困るのですが実体経済との乖離間はかなりあります。

不況なのに株高ですが近い将来ワクチンが普及することが前提になっているのでワクチンの普及が進まない状況が発生した場合はどうなるでしょうか。

ワクチンが普及して業績が元に戻るのを期待しているにしてもコロナ前の株価より高いというのは買われ過ぎです。

 

感染拡大のため東京都では28日から飲食店に対し営業の時短要請が出されました。

このニュースと株高のニュースはどうにも違和感がぬぐえないのですが本当に今後どうなっていくんでしょうか…