625ページ目 学歴フィルター

就活情報大手のマイナビから学歴フィルターの存在を示唆するメールが届いたといった問題が話題になっています。

学歴差別は違反なのでもちろん学歴フィルターの存在を否定していますが実際のところ学歴フィルターが存在する証拠は色々と上がっています。

学生が所属大学名を変えてプロフィール欄を入力するとエントリー画面が出てきたとか説明会予約で一定の偏差値以下の大学は予約枠が少ないとかあれこれ出てきます。

ネットで大量応募可能なので企業側も大量のエントリー者をふるいにかけるため学歴フィルターを用いているといった話もありますがそれでは大学の偏差値は低いが優秀な人材を採用できないといった点でマイナスになります。

これについて学歴不問にするとかえって採用者が高偏差値の大学に隔たるといった声もあり実際に学業面では高偏差値の大学出身者ほどポテンシャルはあるとも言えます。

ただ近年では格差拡大で実力はあっても経済的な事情で浪人が許されない、地元の国公立しか許されないといったケースもあり実際浪人は減少傾向でとうとう8万人を割りました。

全ての志望者を面接していては時間と労力が足りないというのはもっともですが近年ではリモート面接もありだいぶハードルは下がりつつあります。

また高偏差値の大学でも一般入試で入学したとは限らず学業面で必ずしも優秀とはいえない可能性もあり。学歴フィルターでばっさり切ってしまうのは果たしてどうなのか?わずかでもリモートで会って話を聞いてみてもいいのではないかと思いますね。