1000ページ目 大河ドラマ最終回

まさかの幕切れ、いやあるあの時代では意味一服盛られてもやむを得ない状況だったのですが何とも恐ろしい最後でした。

幸村も勇も悲劇の最後でしたが3作目の主人公も大往生とはいきませんでした。

因果応報とはいえ身内と親友を敵に回すのは本当に怖いものがあります。

コメディー要素が強い作品が多いですが最後が悲劇というのはなかなか他の大河にはなく独特です。

止むにやまれぬ状況もあって血で血を洗う抗争でしたが史実でも粛清に次ぐ粛清だったわけで義時死後もほぼ100年経った1333で鎌倉滅亡し北条の血筋も支流も含めて途絶えてしまいましたがこれも何かの呪いがかかっていたのかもと思いました。

泰時の時代に平和になったかと言えばそうでもなくのえさんが反乱を起こし義村もまた一枚噛んでいますがそれも政子が諫めています。

とはいえのえさんは時政と同じく伊豆に幽閉、兄の伊賀氏も流罪で済んでいます。

反乱に加担した他の面子も罪は不問とされ義村は御成敗式目に宿老として連署し北条氏に次ぐ地位を得ています。泰時も義時や頼朝の時代のやり方について思うところがあったのだろうなと思いますが伊賀氏の変もドラマのキャストで外伝が作られたらそれはそれで面白そうです。

来年はまた戦国時代で何だかコメディっぽいタイトルですがどうなるんでしょうね。