10年前よりもアニサキス中毒が増えているようです。
日本人の魚食が増えたからというわけでなくアニサキス自体が増えたのが原因だそうです。
中毒になるとお腹が痛くなり吐いても吐いてもまだ痛む、状況によっては腸を食い破るため手術で取り除かなければならなくなりかなり危険な寄生虫です。
増えた原因は鯨が増えたことらしいですがもともとアニサキスは鯨が最終宿主とする寄生虫である意味鯨の保護がアニサキスを増やしたといった側面も考えられます。
捕鯨の話については世界的に文化を保護するのか生態系を保護するのかといった点で捕鯨国と反捕鯨国の対立が続いていますがあまりに鯨が増えすぎて魚を食べるのが危険になったらどうするのか、世界的にも魚を食べる国は多く健康志向もあって肉より魚を好む人も増えつつありますが食中毒が増えると国民の健康の問題も生じてきます。
増えすぎても減りすぎても問題なわけで一切捕鯨禁止というのでなくアニサキスなど別の生態系の問題も含めて議論はしてほしいと思いますね。
