もう東京に住んでいる期間の方が長くなりましたが私の地元は山梨県南アルプス市の旧櫛形町、平成の大合併で誕生したカタカナネームの街です。
巨摩群にあるので巨摩野市という候補があったものの全国からの公募で南アルプス市となりましたが微妙な名前でネタにしやすいという点は地元のよさになるんですかね。
なお峡西地方にあるので峡西市という候補もありましたがこれは恐妻を連想するといった声もありました。
さて地元のよさと言われましてもあまり実感はないですね。
南アルプス市ということで赤石山脈があり日本百名山の北岳や間ノ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳があります。
山が好きならともかく眺めるだけで基本的に登りません。というか熊とかサル、イノシシも出るので要注意です。なおイノシシは地元の猟友会の人が仕留めた肉を昔食べたことがありますが小学生時代には赤石山脈の端っこに櫛形山という櫛の形をした山があって登山イベントがあった思い出があります。
2000mの山で小学生の体力で登るのはこれがまたきつかったです。
あと果樹類、モモやサクランボ、ブドウの栽培が盛んですがこれも地元にいると不思議と食べないんですよね。
シーズンになると甘酸っぱい香りがしてきて何とも言えませんがカブトムシやクワガタ虫が飛んできて農家にとっては害虫以外の何物でもないんですが子供の頃は捕まえたりして喜んでいました。
3月4月は満開でお花見に行く必要がないというかベランダに出れば一面満開のモモやサクラです。
電車がなくてクルマを持ってないと不便なんですが高速道路は通っていて高速バスで行き来しやすい、商店街はシャッター街になりましたがトライアルとかやたらと安い大規模量販店があったりして意外と買い物も便利だったりします。
地元のよさをプレゼンしてと言われても不便な所が浮かんできてしまうあたりちょっとどうなのかなとは思いますがまあ育った町なので好きな場所ではあります。
冬だけは盆地で乾燥して風が強く寒いんですが春夏秋は登山やお花見、果物狩りでおすすめですね。