G7で唯一明後日の国葬に参加予定だったカナダのトルドー首相が欠席することになりました。
カナダにハリケーン「フィオナ」が上陸し被害が大きく勢力を弱めたものの依然として危険なため国内で対応の必要があるためです。
このタイミングでドタキャンとは大変ですが他のG7首脳が不参加で他の参加者も英国の国葬と比較すると重量級の要人が少ない、国葬で5時間も拘束される、日本の世論で国葬反対が多い等の事情も考慮したのが本当の理由といった話も出てくるかもしれません。
ただ台風等自然災害の怖さは日本もよく知っている話です。
北方にあるカナダにハリケーンとはあまり聞かない、というか滅多に来ない風水害が来たということはその分対応が間に合っていない可能性もあり普段風水害の備えが不十分な状態だと被害も相当大きくなる可能性も否定できません。
実際日本の住宅は風水害に備えてそれなりに湿気対策や浸水対策を踏まえた住宅を建設していますがカナダの住宅が風水害にどれだけ耐えうる設計で建てられているかは不明です。
国葬で5時間も拘束されている場合でなく国内の災害対応を最優先するのは当然と言えます。
カナダでの風水害の被害がこれ以上拡大しないことを祈るばかりです。
それにしても地球温暖化が進んでくると住宅もそれに対応した形にしなければなりませんが温暖化で降雪量が減り風水害が増えるということなら降雪に備えた屋根や耐寒性は多少減らして浸水や湿気対策と耐熱性をより強化した方が安心安全ということになりそうです。
日本も亜熱帯になってきたら本州でも沖縄仕様の住宅が増えるのかもしれませんね。