859ページ目 小6中3学力テスト

今年の全国学力テストの結果が判明しましたが全体として問題解決力に伸び悩みの傾向が見られるそうです。

国語では自ら考え書く問題で、算数数学ではグラフの考察で、理科では実験の工夫で、といった問題で正答率が低くなりました。

これらは丸暗記で対応できない問題ですが昨今の社会は答えのない課題が溢れておりこの種の課題に直面しても自ら考え答えを見出し生き抜く力を養うということで考えるタイプの問題が出題されています。

とはいえそうそう簡単に考える力をつけられるかというとそれも難しいものです。

暗記物も反復練習が必要ですが考える力が必要な応用問題だって場数を踏まないとなかなか身につかないものです。

かといって学習内容が増えて暗記物を覚えるだけでも時間がかかる、そもそも応用問題をとくにあたっては前提として基礎知識をしっかり身に付けていないと難しいわけで応用問題を練習できるレベルまでたどり着けていないんじゃないかとも思います。

色々と時間の制約もあったりしますがせめて日常生活、身の回りのあれこれに疑問をもってなぜそうなっているかを考えるなどして思考力を身に付けていくのがよいのでしょうがその手助けをする親が忙しかったりするとなかなか難しくそこでも学力格差がついていくわけで色々とうまくいかないものですね…

 

とはいえ国語の「自ら考え書く」の苦戦に関してはツイッターFacebookなどの短文のSNSだけでなくある程度の長文を書けるブログで練習するのも一案です。

1行以内に短くまとめる技術もかなりハイレベルなんですが400字以内、1000字以内で文章を書く練習をするならブログを使ってみるのもよいでしょう。

2000年代に作成に手間がかかるホームページのかわりに簡易風日記サイトとしてブログが流行しましたがブログの利用も再び検討してみるのもいいかもしれませんね。