連日コロナのニュースばかりですっかり忘れていましたがヒアリのニュースを久しぶりに見ました。
発見次第、特別な対応を行うため政令を作るようです。
最初に日本でヒアリが確認されたのは2017年の話で東京、大阪、愛知の港湾で海外からのコンテナに付着して流入したものと見られています。
けっこう大きなニュースになったような記憶がありますが刺されるとものすごく痛くて水泡状に腫れるのだとか。
南米が原産ですが経済のグローバル化の影響で世界各国で定着してしまっています。
外来生物が一旦定着すると駆除は極めて困難ですがヒアリの場合、特に危険なので特別な対応をとる必要はあるものの港湾には物流会社の倉庫が多数あり私有地であるためなかなか対応が難しい状況です。
しかもコンテナは全国各地に運ばれるのでそれをきっかけに全国にヒアリが拡散するリスクもあります。
そこで物流会社の施設内に駆除のため立ち入る権限やヒアリが付着したとみられるコンテナの移動を禁止する法令を今国会で提出するという流れになりました。
参院選が今年あるので国会の会期延長は難しく審議未了で廃案になる可能性も考えられますがヒアリの定着阻止も国民の安全を守るため重要です。
ちゃんと審議して法律として成立してほしいものですね。
