久しぶりに郊外型家電量販店（コジマ）の月次売上IRをチェックしました。
5月分の集計がすでに終わっていて開示されていました。
消費税増税前の9月に大きく伸びてその反動で1月あたりまで昨年比マイナスで2月はちょっと持ち直すもコロナのため3月は大きく減少、その後どういうわけか4月5月と売上は昨年を上回り特に5月は昨年比2割売り上げが増加しています。
売上増加の原因はテレワークのPC需要、巣ごもり消費の調理家電や理美容家電にテレビ等の需要が増加したためとのこと。
特にテレビやPCの増加はすさまじく前年比1.5倍という数字になっています。
3月はさすがに厳しかったものの３Q全体では前年比3パーセントの売上増加です。
携帯電話だけ消費増税以降ずっと売り上げ減が続いていますが消費税増税で失速すると思っていたのでこの業績の堅調ぶりは意外でした。
家電量販店は地方の過疎化で郊外型の店舗の先行きは厳しい見通しでしたがそれもテレワークで人の流れが郊外に留まり地方移住も進めばまた見通しも変わってくるかもしれません。
どうしたものかと思っていましたがもうしばらく様子を見ようと思います。
