自民党の9月入学ワーキングチームが9月入学を見送りを提言する原案をまとめました。
緊急事態宣言延長が決まった5月初旬あたりは賛成の世論が多かったですがだんだんと反対論が多くなり有識者や教育関係団体、全国市長会や町村会などが反対に回り自民党内でも反対論が相次いでいました。
学校も再開した中でこれだけ反対が多くなってくるとさすがに9月入学は無理でしょう。
拙速な議論に反対というのはつまり永久に反対ということです。
今年と来年度の導入は見送りで将来的な導入があるように見えますが平常時に9月入学にするのは余計に負担が重くなりまず無理です。
今年の夏休みと土曜日は返上で児童生徒学生および保護者は負担が重くなりそうです。
そういえば政府が経済対策として実施する観光補助券と食事補助券の話はどうなるのでしょうか。
観光補助券については今年の夏から使える方向で検討しているみたいですがそれだと夏休み返上で補習授業を受けなければならない児童生徒学生とその世話をする保護者はいつその観光補助券を使えばよいのでしょうか。
不利益を被るのにこれでは泣きっ面に蜂です。
さすがにこれは気の毒なのでせめて希望すれば観光補助券を食事補助券に交換できる制度ぐらいは用意してあげてほしいものですね。